恋文‐コイブン‐勇飛said
時―トキ―
それから時間はたった


1学期が終わり2学期へ、季節も移り変わる。


その間に‥あたしは着実に‥ゆっくりだけど暁としゃべれるようになっていった。


それから暁への気持ちはつのるばかり‥。


「ゆ‐ひ、明日暇か?」

わ!!ビックリした!

「明日?土曜日かう―ん‥‥うん!予定ないよ!」


「明日さ、俺と勇飛と陽生で遊ぼうぜ!!」

「ッ―いいよ!」

でも一人じゃ不安だな‥2人仲良さそうだし、話とか合わないと嫌だしな‥。

「ね!あたしの友達誘っていい?」

「誰?」

「奈美!!」

暁は奈美を知っている。あたしといつもいるっていって覚えてくれた。


「お‐いいぜ、いいぜ!!じゃ明日の10時に○×駅前集合な!!」

「うん!!わかった!ぢゃ奈美に言ってくるね!」

「おう!」

うわ‐!!!

嬉しい‥。初めてのお出かけぢゃん!!

「奈美‐!!」

「勇飛!!何?‥とか嘘ね、聞こえるから」

「ぢゃ‥いい?」

「‥あったりまえ!!」

「ありがと‐♪」


そう言って奈美は悲しい顔をした。



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