えんげーじリング




ドライヤーで髪をかわかして

リビングへとむかう。

なんか緊張するなぁ。

だって、バスタオルが

先生の匂いなんだもん。




ソファーで眠ってる先生

がいた。

ははっ、かわいー


グイっ!


急に抱きしめられたあたしは

事態を把握できなかった。


「こうしたら…

落ち着くんだろ?」


…ちがう。

今はお風呂あがりの先生に

ドキドキしちゃって

落ち着かない。

「愛華…こっちむいて?

圭哉とキスした?」

「まだ…」

「へぇ〜、ファーストキスは?」

「…まだ」




ちゅ





・・・・・?



先生の整った顔が

目の前にある。



ちゅうっ



ちゅっ、ちゅっ



唇を吸い付かれたり

何回もキスされたり…


でももう…



思考停止。



「……んっ、ふぁ、んっ…」



長い長いキス。

息をするのも許されない。


「…せんっ…せ…くる…し」

ぷはっ



目の前にある窒素をすう。



「ごめん、ファーストキス

なのに激しかったかも…」


先生のばかぁ…

でも、嫌じゃなかったのは、



あたし…先生のこと好き?
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