月夜に悪魔-2-
しかも私、初日から遅刻するわ、授業抜け出すわ、サボるは…
最悪な問題児じゃない?
とにかくそれは置いといて、今はミカエル君の緊急事態
ラミエル君がミカエル君を背負って、私はその後をついていった
――――――
―――…
―……
「ミカエル君大丈夫??」
私たちは長い廊下をおえて、保健室にたどり着きミカエル君を寝かした
「俺、先生に報告に言ってくるから。ナナイちゃん後たのむね」
「はーい」
じゃあ、私はどうしよう?
そうだ!ミカエル君のために購買でメロンパンを買ってこよう
「ミカエル君、私ちょっと購買に行ってメロンパン買ってくるから!」
私はそう言って出て行こうとした
パシッ…
「?どうしたの?」
急にミカエル君が私の手を掴んだ
「行かないで…いい、どうせラミエルが…持ってくる…から」
とぎれとぎれだが、ミカエル君はそう言った