好きなんて言えない
「…ご…ごめんなさい…」
どうしよう。声,震える。
「お前…もしかして…」
「…え…?」
私は力なく桜田さんを見上げた。
桜田さんは,なんだろう…
何とも言えない表情。
困ったような…悲しそうな…
すると突然。
「よし!あさって空けといて。」
「…はい?」
「だから,14日。
絶対予定入れんなよ?」
えっ?どういうこと??
「じゃあ,俺行くわ。 店番さぼんなよー。」
そして私の髪をクシャッと触った。