好きなんて言えない


公園に着くと


そこには夕焼けを背に受けて
ベンチに座る桜田さんがいた。


公園特有の砂利の上を歩く。


パンプスだとどうも歩きにくい。

―ジャリ…ジャリ…


その音に気づいたのか
桜田さんが私のほうを見た。


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