好きなんて言えない
「お。今日は遅刻しないんだ。」
「んなっ!いつもしてないじゃないですか!…時々でしょ?」
「はいはい。」
桜田さんは呆れたように笑った。
「ここ,座れば?」
桜田さんは自分の横を顎でしゃくった。
「ど…どうも。」
私もゆっくりと腰を降ろす。
なんか…緊張するな。
私は片手で持っていた紙袋を両手で持ち膝に置いた。
チラッと桜田さんを見ると
今日はスーツじゃない。
ジャケットに細身のジーンズ。
…若々しいな。
てか若いのか。確か…まだ23歳だよね?