好きなんて言えない


そんな事を一人考えていると


「…あん時さ。」


桜田さんが突然口を開いた。


「え?」


「だからバレンタインデーの時。」

「あぁ…はい。」


自然と紙袋を握る手に力が入る。やっぱり思い出すのは怖い…


「あの時も,仕入れ先に行ってた帰りだったんだ。
そしたらいきなり頭に何か吹っ飛んでくるからビビッたよ。」


「す…すいません…」


思い出しまた反省。


今さらだけど…あれ絶対痛かったよね?


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