好きなんて言えない
初めてだった…
手料理を「美味しい」て言ってくれるなんて…
誉めてもらえるなんて…
ほんとに初めて。
元彼は…受け取ってもくれなかったから。
「お前が言いたくなければいいんだけど…あの彼氏のことまだ引きずってるんだろ?」
「……。」
「でもさ,時間はいつも平等に流れてる。
あの店にいると思うんだ。
どんな時でも,どんなに辛いときでも時間はちゃんと流れてる。
だから……」
桜田さんは私を見た。