この想いがキミに届きますように
自然と開いてくる瞼…

瞼の隙間から入ってくる光…



ーポタッ



俺の頬に冷たい雫が滴り落ちた…。



「空!?」



瞼が完全に開くと一番始めに視界に飛び込んできたのは、



「詩音…」



涙と鼻水でグシャグシャの詩音の顔だった…。



ああ、何て可愛いんだろう…。



ズキンッ!



「うっ…!」



鋭い痛みが全身を刺した。

きっと、体のほとんどに包帯を巻いているだろう…。

その位痛くてたまらない…。
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