ケータイ恋愛小説家
「お待たせしました」


あたしの目の前に置かれたのは、“マンゴーとココナッツミルクのパフェ”。


「きゃー。おいしそー!」

あたしはさっそく一口パクリッ。


「おいしーい。幸せー……」


あたしは満面の笑みでほっぺを片手で押さえながら言った。


蓮君はそんなあたしの様子に「ふっ」と息を漏らし、アイスラテを飲みながらニコニコしてる。


「良かったね」


「うん」


もう一口、あーん……なんて口に入れようとした瞬間、あたしの手が止まった。


今の蓮君とのやりとりにどこか違和感を感じたのだ。

あれではまるで、父と娘の会話のようだ。

あ……あれ?

なんか違うよね?

これはデートなんだよね?
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