Youth and Lover
「早速だけどさ、今日放課後平気?」



「平気だけど・・・」



なんか、早速誘われちゃった。


その日、学校では朱未と一緒に居た。
なんだかしっかりしているというか、そんな感じがした。


放課後
遼と朱未に連れられて海の近くの家につれてこられた。
2人が言うには何年も使われていない別荘らしい。
そこに入ると



「遅い~~~~~!!!!!!!」


という男の子の声がした。
見てみると窓に座って外を眺めてる男の子とイスにまたがって座ってる男の子はいた。
"遅い~"と言ったのは雰囲気的にイスの方かな?

「まあまあ多めに見てよ。新しいメンバーつれてきたからさ。」

と遼が言った。そこの2人と遼と朱未は仲間みたい。


「で、この子が新しいメンバーの会田璃子!!」


そのまま遼は私のことを紹介した。


「おっけ~~璃子ね」


イスの方が大きい声で言った。
どうやらハイテンションなキャラみたい。そして自己紹介を始めた。


「俺、坪井由和だからよろしく~~~!!
で、あいつが橘歩!!無口なヤツだけど、オレと合わせてプラマイ0でしょ!!」


「勝手にあわせんなよ」


と歩は海から目をそらし由和の方を見て言った。
言い方もクールだけど顔も雰囲気もクールだった。


「さてと、自己紹介はここまでにして腹減ったから食べない?」


と遼がその場をまとめた。


・・・何を食べるの?



そして朱未が持ってた袋から出てきたのは大量のカップラーメン?
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