蒼い瞳に写るは君
ソラ―・・


俺の幼なじみ・・って
いっても俺が二歳の時
ボールが道路に飛び
出してそれを取りに
行こうとした俺の代わりに
乗用車に跳ねられた



救急車で運ばれて
意識不明で三時間後に・・



『思い出してくれたかな』

「あぁ、名前聞いたら
解ったよ。随分大人っぽく
なったから最初は全然
わかんなかったけどな」



『あれからもう20年
経つんだね・・』


ソラは少し悲しげな
顔をした


「ソラ、あの時はごめんな・・俺のせいで」


『蒼は謝らなくて
いんだよ。大切な人を
守れてあたしも
本望だよ。だからもう、
気にしないで?』




「瑠衣・・」


大切な人か・・
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