秘密の片思い
郁斗の部屋に戻ると腕の中に引き込まれた。


前髪を優しく払われ額に唇が触れた。


そしてだんだんと降りてくる。


目蓋、鼻、頬、耳たぶを甘噛みされ愛の身体は震えた。




「い、郁斗・・・シャワー浴びさせて」


甘い雰囲気を壊すようだが一日中働いていた愛はきれいにしたかった。



「おれはそのままで良いよ?」


からかうような声が耳元でする。


「だ、だめ お願い」


「OK 早く戻って来いよ?」



そう言って愛をバスルームへ連れて行った。




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