秘密の片思い
「食べよう」


チャーハンはおいしそうだった。


自分だけバスローブ姿が気になる。


気になるというか恥ずかしい。



「愛?」

ぼんやりしている愛に郁斗が声をかける。



「え?あ、うん ありがとう いただきます」

愛は両手を合わせて言ってからスプーンを手にした。






食べ終わり、お皿洗いをかってでた。


郁斗は後でやるから良いと言ったが愛は食器を洗っている方が気が楽だった。



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