罪と罰と恋と…
実家に戻るのは年に2回。
その頃には帰る度、親父からもお袋からも姉からも義理の兄も、近所のおばさんたち…親戚のおじさんやおばさん達に至るまで
俺の顔を見れば
「まだ帰ってこんとね」
と尋ねられ…俺はただ苦笑いでごまかすことしかできなかった。
というのも…お袋は心臓が弱く動脈のバイパス手術をしたり、何度か入退院を繰り返していたし
俺は一日も早く実家に戻り、お袋には楽をさせてあげたかった。