きゃっちぼーる
「やぁ。私も混ぜてよ」

 その声は、とつぜん後方で起きた。
 
 一哉と恵はふたり同時に振り返った。
 
 給水タンクの影から人が現れ、滑らかな動きで二人に向かい近づいて来る。
 
 鏡だった。




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