良と遼〜同じ名前の彼氏〜
「え?」
あたしのお箸からひじきが漫画のようにボトッと落ちた。
「マン喫の風呂せめぇぞ」
そこ!?
「あのっ…でも…」
あたしが躊躇していると遼平は、
「嫌なら別にいいぜ」
とまたビールを煽った。
あたしは迷った。
彼氏とのキスすらしたことのないあたしが、いきなり飲酒喫煙顔ピアスの、しかも昨日知り合ったばかりの男の子の家に泊まるのか?
貞操を守れないことくらい、エッチの経験のないあたしでも分かる。
「遼平……そういえばさ、遼平の親は?昨日はいなかったみたいだけど…今日も帰ってこないの?」
コンビニに行く為に外をでた時初めてしっかり部屋を見て、あたしは違和感を覚えていた。
どうやら二部屋しかないこのアパートには、家族どころか人の住んでいる気配があまりない。
あたしのお箸からひじきが漫画のようにボトッと落ちた。
「マン喫の風呂せめぇぞ」
そこ!?
「あのっ…でも…」
あたしが躊躇していると遼平は、
「嫌なら別にいいぜ」
とまたビールを煽った。
あたしは迷った。
彼氏とのキスすらしたことのないあたしが、いきなり飲酒喫煙顔ピアスの、しかも昨日知り合ったばかりの男の子の家に泊まるのか?
貞操を守れないことくらい、エッチの経験のないあたしでも分かる。
「遼平……そういえばさ、遼平の親は?昨日はいなかったみたいだけど…今日も帰ってこないの?」
コンビニに行く為に外をでた時初めてしっかり部屋を見て、あたしは違和感を覚えていた。
どうやら二部屋しかないこのアパートには、家族どころか人の住んでいる気配があまりない。