月に問う
『はぁ…。』


「何?どうしちゃったの?ため息なんかついちゃって銀河らしくないじゃん!」




慧心のベッドに横になりながらため息をついていると、そんな俺の様子に気付いた慧心はゲームをしている手を止めて俺をジッと見た。




『はぁ…、自分でもよくわかんねぇんけどさぁ…、あの子の事を考えと胸が締め付けられるように苦しいんだよ…。俺って病気?』


「はぁ?マジ、どうしちゃったわけ?もしかして、それって…。」




慧心は俺の言葉にびっくりして目を見開いてる。




だよなぁ、そりゃびっくりするよなぁ。




この俺がこんな事言うのなんて初めてだもんなぁ。




今頃、美月チャンは何してるんだろう?




はぁ…




美月チャンの事を考えると胸が締め付けられるように苦しくなる。




そんな思いの俺に慧心が放った言葉に衝撃を受けた。




「それって、恋じゃねぇの?」




慧心の言葉に耳を疑った…




…恋?




この俺が恋?




まさか…、ありえねぇ!




もし、これが恋ならばこんな気持ちになるものなのか?


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