月に問う
「いいから、黙って行く!行けばわかるからさっ!」




慧心のマジメな表情に少し戸惑いながら、静かに頷いた。


















ーピンポーン




慧心の家から徒歩5分。




ある家の前に慧心と二人でいる。




瞳はあれから彼氏とデートだという事で帰ってしまった。




インターフォンを鳴らすと玄関から一人の男が出て来た。




「おぉ、来たか?いるから上がれよ!」


「よっ!久しぶり♪急に悪いな…凱!」




玄関から出て来たのは制服姿の凱だった。




「おっ!銀、久しぶりじゃん♪」


『あぁ、久しぶりだな…。』




久しぶりに会う、凱は相変わらずチャラ男なカンジだけど、でもいつもの笑顔を見せてくれた。




凱に案内されて部屋に行き、ドアを開けると二人の女がいて、テーブルには教科書やノートがあって勉強をしているようだった。




一人は俺達の存在に気付き少しびっくりしていて、もう一人は背を向けて座っていたから顔が見えなかった。




俺達を見ていた女がニッコリ笑って話掛けて来た。


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