あたしのご近所さん。
「佐藤美雪って言う猫が好きでアホでかわいくてお人好しな人」










あ…
あたし?






和樹くんはそう言うとどんどん近づいてきて



冷たい唇をあたしの唇に重ねた。




それは長いけど軽いキスできっと5秒くらいだった。






「か、和樹くん……」




あたしはなにも言えなくなって顔が赤くなって

なぜか泣きそうで

それで頭に浮かぶのは悠太ばかりだった。


「この観覧車の一番上でキスしたら両思いになるんだって」


和樹くんはあたしを再び見つめた。

恥ずかしいし泣きそうであたしはうつむく。
< 163 / 228 >

この作品をシェア

pagetop