姫君諸君へ告ぐッ

あたしのバカ…




言い出したのはあたし。

大介が変わった。

もちろんあいつは今まで女子と関わり無かったし、あたし的にも嬉しいけど…



何か違う気がする。



朝、いつも通り大介を誘いに行った。

いきなりモテ始めてスネてたし昨日の電話のこと謝りたいし。

自宅前でちょと早めに待った。

「おっそいなァ」

苛立ちを押さえながら自宅前をうろうろする。

30分待って出てこなかった。

しかたなくチャイムを押す。

ピーンポーンー…

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