Cry!Cry!Cry!
「今日は一日ありがとうございました!!!!」
監督とともに挨拶をした。
結果は分かるとおり惨敗。
でも、あんまり悔しくない。
相手チームが強豪っていうのもあるかもしれないけど
みんな手を抜かず最高のプレーが出来たと思うから。
「あっ!」
急に星が丘のマネージャーの隣で立っている一ノ瀬悠介が
あたしを見てポカンと口を開けた。
「鼻毛出てるっ。」
「ウソォッ!?」
一ノ瀬悠介は試合では見せなかった笑顔で笑った。
「ウッソぴょんっ☆」
なっ・・・何奴!?
「ちょっと悠ちゃん、失礼だよっ。」
「だって、今日、エイプリルフールじゃん♪」
ニヒヒと楽しそうに笑う一ノ瀬悠介を
星が丘のマネージャーが追いかけた。
一ノ瀬悠介って…あんな天真爛漫なキャラだったの…!?
てっきりもっと俺様キャラかと・・・。(妄想上)
「あっ、悠ちゃん待って!!」
ヒカルくんがバスから飛び出した。
「監督!!ちょっと星が丘の人たちと話してていいですか?」
ヒカルくんは監督に許可を得て、二人のあとを追った。
そして、あたしたちはバスの中で待機した。