Cry!Cry!Cry!



あたしは自分に落胆する。


自分ってこんなに部活のこと


ヒカルくんのことを知らなすぎたんだ。




健太先輩は仏頂面で外を眺めていた。




柊先輩でもヒカルくんでもダメだったんだもん。


あたしじゃ説得できないよ。



それに健太先輩もそれを望んで退部したわけじゃないんだから。




「はぁ・・・。」



ため息をした廊下はいつもより長く感じた。





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