Cry!Cry!Cry!
~Yumi~
「ゆーみん、この学校のジンクスって知ってる?」
「ジンクスゥ~??」
あたしたちがいるのは学校の中庭。
松山のチョコを探しております。
こんな所にチョコがあるわけないけど、
かったるい日本史の授業をサボる口実にはなるでしょ☆
「そうジンクス。って言っても、
おまじないみたいなものだけどね。
バレンタインの日が近づくと先輩が騒ぎ立てるのよw」
へぇーへぇーへぇー。3へぇ。あっ、金取られる。。。
「そんでねそんでね、そのジンクスが・・・」
晴香は楽しそう。やっぱり女の子だなぁ。
「又三郎の目の前で好きな人にチョコを渡すと
両想いになれるんだって。」
ふへぇ~。
「あっ、興味なさげ?」
晴香はちょっと残念がる。
「いや、あたしの場合、渡せるかどうか…」
「だよねぇ~w」
晴香はアハハと気さくに笑う。
「まぁ、ゆーみんにはナンちゃんと幸せになってほしいからぁ。」
晴香はハニカミながら、うつむく。
「は・・・はるか・・・っ(/TДT)/」
「そうすりゃ、
ナンちゃんに一ノ瀬さん紹介してもらえるじゃん♪」
うへぇーいorz...
晴香は爆笑してあたしの背中をばしばしと叩く。
「ジョーダン、ジョーダン♪
あっ、ウチ、日直だからやっぱり教室に戻るね!
んじゃ、幸運を祈るぜ!!!」
そう言って晴香は手を振って校舎に向かった。
って・・・放置ですか!?
ぽつんと取り残されたあたしはとぼとぼと
一人で松山のお菓子を探した。