Cry!Cry!Cry!
「そんなのつまんないじゃん。」
美々はケロッとした顔で言った。
「はぁ?」
美々があたしの過去を知りたいとしつこかったので
昼休み、
言ったはいいけど取り返しのつかないことしたと後悔した。
「チヒロンが言いたいのはこぅでしょ?
"人を信じて苦しむなら人を信じない"
"苦しむことが怖いから何も感じない"
そう言うことでしょ?」
まぁ、だいたいは当たってる。
「そんなの生きてる感ぜんぜんないじゃぁ~ん!」
美々はケラケラ笑った。
「だけど、そのほうが辛い思いしないでしょ?」
あたしがそう言うと美々は笑うのをやめて
じっとあたしを睨んだ。
「だったら死ねば?」
吐き捨てるように言う美々。
「ずっと傷つきたくないなら死ねばいいじゃん。
そのほうが楽だよ?
大好きなお母さんにも会えるからね。」
美々の握りしめる手は震えていた。
「死にたいのに死ねない人だっているんだから…。」
「あたしは死にたいなんて思ったこと一度もない。」
あたしはいつもの冷静な態度で言った。
「美々は死にたいって言ったって
死ねないんじゃなくて死なないんでしょ?」
美々の手の震えが止まった。
「あたしの近くにいるから。」