Cry!Cry!Cry!
「いまさら青春ごっことかサブいんですけどぉ。w」
「はぁ?ちょっと逆だよぉ。暑苦しくない??ww」
「あっ、あの子が入ったからでしょ??
一年の南葉輝くん。」
女子は一斉に"デタァ―!!"と騒ぐ。
あたしは遠くから見て腹が立って、
文句言おうと足を動かすと
晴香に腕をつかまれ引きとめられた。
まぁね、あたしがどうこう言うと
野球部全員に迷惑かけちゃうから。
「南葉くん、かっこいいよねぇ。」
「えー、かわいい系じゃなぁ~ぃ?」
「でも、野球してる姿カッコイイと思う!!」
「わかるぅ~。」
「でも、
他の男子まで南葉くんみたいに
熱かったら引くぅ~ww」
「バァーカ、それNGっしょww」
女子たちは高笑いをする。
やっぱりムカつく。
「ゆーみん、教室戻ろう?」
晴香は気を使ってそう言い、
あたしたちは後ろを振り返ると、
「あっ、夕実さんたちだったんだ。」
後ろには壁に寄り掛かっているヒカルくんがいた。
ヒカルくんは切なそうにあたしたちの後ろに居る
2年の女子たちを見つめる。
えっ・・・
ビックリして声が出ない。