【実話】ありがとう…。
―――――――――――望の事、嫌いになる事は絶対にないから。
望がそれを恐れているとしたら、今現在、俺は君の傍に居ないでしょう?
―――――――――――
自分に自信がないから、あっちが離れて行っちゃうんじゃないかって、不安なんだ。
怖くて堪らない…。
あっちの言葉を信じていたい!
辛いけど、今は我慢するしかないよね。
会いたかったけど、たまにメールしたり、電話したりの日々が続いていた。
連絡が来て、いつものコンビニで待ち合わせ。
なのに…あっちからの突然の別れ。
「色々考えたけど、元に戻るのは無理みたいだ…」
「…友達としても、無理?」
「それは構わないよ。待ってる間、辛かっただろう?又、かみさんの時みたいになるのが嫌なんだ」
「私は奥さんじゃない!だから、そうなるとは限らないでしょう?もしかしたら、なるかもしれないけど」
「今、なるかもしれないって言ったよな?その事を考えるだけでも辛いんだ。元彼の事も色々あったし…。俺の事悪く言っても構わない。その方が俺も楽だし、望だって楽なんだよ」
もう何も言えなかった。
ただ目の前のあっちが段々とぼやけて、ボロボロと涙が零れ落ちてゆく―。