【実話】ありがとう…。
そんな日々の繰り返し。


毎日と言っていい程、鳴っていたたかさんからの着信音。


あの日から、鳴る事は無い……。



暫くは、変わらない日々を過ごす。













~1ヶ月~


「あれからたかさんどうしてるんだろう…?体、大丈夫かな?ちゃんと病院行ったのかな?」


保険証も無いなら、病院には、行って無いんだろうね…。



分かっていても、病状が気になった…と言うより、嫌な胸騒ぎがする―‐。


別れを告げた日から、お互いに一度も連絡を取る事は、していない。



取り合えず、メールをしてみる。


―――――――――――

宛先:たかさん
Sb:

久し振り…。
元気かな?

体の調子はどう?
ちゃんと病院に行ったのかな?

心配でメールしてみました。

―――――――――――

送信した。


直ぐに連絡は来ず、初めは、またいつもの仕事かな?そう思ってた。
30分経ち1時間。

段々不安になってきた。


言い様の無い不安が襲ってくる。


2時間後やっと返信が返って来た。


―――――――――――

宛先:望
Sb:

久し振りだな!
望からメール来るなんて、


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