ほ ろ 苺
「もーまじ、どーしよ・・・」

「電源きれてんの?」

「ん?あ~まだ生きてると想う」


はい?


「え、じゃあ電話すりゃいいじゃん・・・」

「あーッ!そうだ!!俺馬鹿だ・・・」


正真正銘お馬鹿さんだよ・・・


「じゃー、あたしが電話しよっか?」

「えっまじ?してして!!」

「はいはい・・・」


♪~♪~~♪~・・・・

「ん?」


着信音はどっから・・・?

1階?


「あ!!」


有が慌てた様に部屋から出て行った


ドタドタドタッ


勢いよく階段を上がり帰って来た


手の先には・・・有の携帯があった


「・・・どーゆう事?」

「俺てっきり部屋ん中だけだと想って」

「それぐらい自分で見とけよ!!」

「わりぃっゴメンって!!」

「あー!来て損した!!」



そう言い放ち私は部屋をでようとした



その瞬間・・・




有が私の手を掴んだ


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