ほ ろ 苺
「・・・・知り合い?」

「え?ああ、俺と同中♪」

「へ~・・・そー・・・なんだ・・」

「こいつ空手やってんだぜ?」

「有もやれよ」

「やだね!しかもこいつ黒帯だぜ?」



だからあんなに強かったんだ・・・




亮君は有とは真逆の綺麗な黒髪

椎奈と同じくらい白い肌

けっこう華奢な体をしてる




体育会系の有と文系の亮君

そんな2人がどうして出会ったんだろ・・・





「じゃあ、これからも助けてね♪」




椎奈が私の横からひょこっと顔を出す


「あの時はたまたま通っただけだよ」

「でも、助けてくれたよね?」

「・・・・・・で?」

「ありがとね♪」

「ふっ・・・どういたしまして」

「・・・・・・///」


椎奈の顔が段々赤くなる



有が不思議な顔をしてこっちを見る


「へ?何?あの時って?」


そうだった・・・


有には言ってなかったんだった
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