DEATH TIME Ⅱ




綺麗な赤い血が私の顔。


体いたる所に飛び散る。


愛はピクリとも動かない。

私は笑顔のまま和磨に近づく。


和磨はその場に座り込んで震えていた。


だっさぁ。


「和磨?」


私は優しく笑顔を崩さないまま言った。


「・・・・・・」


和磨は震えているだけで何も話さない。


「清水 彩さんって知ってる?」


「・・・・・・」


和磨は黙ったまま私を見つめる。


私は話し続ける。









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