DEATH TIME Ⅱ
「私ね。
その人と戦ったんだ。
戦っている途中にね、和磨の話になったよ。
何て言われたかわかる?」
和磨の震えはさっきよりもさらに酷くなっている。
「わかるよね・・・。
清水さん和磨の婚約者って言ったんだよ。
私と清水さんと愛ちゃんか・・・・・・
この調子じゃ他にもいたんだろうね。
和磨って器用だね。
私不器用だから三股なんて出来ないよ。
まぁ,二股も出来ないけどね」
私は和磨に少しずつ近づいていく。
「私ね。
和磨のことだぁーいすきだったよ。
過去形だけど。
今は『好き』『愛してる』っていうより―・・・
『悔しい』『憎い』かな?
あ、それと『殺意』しかないや。
あはははっ」
「ちょっと待てよ!!」
和磨はやっと口を開いた。
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