短い恋、大きな愛
『秀長様!?どうしたんですか?その頬!』
美弥は氷とタオルを持ってきてくれた。
クソ親父!!本気で叩きやがって!
『美弥…俺来週から悪魔の学校行くから…』
『そうなんですか…頑張ってください。』
『魔界の東堂の屋敷で生活するんだ。勿論、美弥についてきてもらうから』
『はい』
その日から数日間、荷物をダンボールに詰めたりした。
『こんなもんかな…』
『これはこぶんですか?』
『あぁ…力でな…』
部屋の中は空っぽになった。
意外と広いな…
『よし、送るか。』