一拍入魂〜スタンドにて〜
いろんな部活が発表するなか、最後にある部活が発表した。
「我々〜芳野工業応援団部だ〜これから我々の応援を見てもらいたいと思う〜」
と、団長らしき人が話した。
「芳野工業〜校歌」
管楽器の演奏と共に応援団の発表が始まった。
見ているうちに、応援の世界に引き込まれていった。
キレがある腕の振り。
ビシッと突き出す拳
何もかもがしっかりしている。
俺は武者震いをしてしまった。
「これにてぇ〜応援団のぉ〜発表をぉ〜終わりとするぅ〜」
その瞬間現実に引き戻された感覚があった。
応援団…
オレの頭の中は応援が支配してしまった。