一拍入魂〜スタンドにて〜

いろんな部活が発表するなか、最後にある部活が発表した。

「我々〜芳野工業応援団部だ〜これから我々の応援を見てもらいたいと思う〜」
と、団長らしき人が話した。

「芳野工業〜校歌」

管楽器の演奏と共に応援団の発表が始まった。

見ているうちに、応援の世界に引き込まれていった。
キレがある腕の振り。

ビシッと突き出す拳


何もかもがしっかりしている。

俺は武者震いをしてしまった。


「これにてぇ〜応援団のぉ〜発表をぉ〜終わりとするぅ〜」


その瞬間現実に引き戻された感覚があった。

応援団…

オレの頭の中は応援が支配してしまった。
< 3 / 10 >

この作品をシェア

pagetop