聖夜(クリスマス)の奇跡
「驚いた?
上司に無理を言って、早めに休暇をもらったんだ。NYのクリスマスも最高だけど、やっぱり麻衣が隣にいないとな。
待たせてごめんな」
首を横に振り、悠斗の目を見つめた。
4ヶ月ぶりに会った悠斗は、私が嬉しくなる言葉を惜し気もなく使う。
本当に喜ばせるのが上手なんだから。
「メリークリスマス!!」
と言ったと同時に、久しぶりに悠斗の唇に触れた。
軽いキスのあと、回数も分からないくらいキスの雨が振り落とされた。
会えない間のもどかしさを一瞬で振り払うような、長い長いキスに酔い痴れた。