時は江戸…
朝の稽古があるから


起きなければいけない。



だがもう少し


こうしていたいと思ってしまう。




こんなに

幸せな朝があるなんてな。




俺ぁ知らなかったよ


マヤ。



ありがとな。




今なら

神にだって誓えるぜ。



俺は一生お前が

好きだ。




ずっとそばに

いてぇ。


こいつを守ってやりてぇ。



だから俺は

強くなりたい。




こいつを守るために


こいつのそばに

いられなくなるかもしれない。




でもこいつのことを

守ってやりてぇ。



くそ…。割り切れねぇな…。
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