うさぴょん号発進せよ
炎に包まれたタスクの腕、足、首が耳障りな音を立てながら、有らぬ方向へ捻れるように折れ曲がっていく。
胸の傷から血が噴き出し、内蔵が飛び散る。悲鳴さえも上げる間がなかった。
見ていたトヲルはまた戻しそうになり、大量の生唾を飲み込みながら口を押さえる。
それは見えない何者かの掌により、柔らかい空のプラスチック容器が、徐々に握りつぶされていくような感じにも似ていた。
人間というものは斯くも簡単に壊れるものなのか、とトヲルは呆然と目の前の光景を眺めながら思う。
抜け殻になってしまった肉塊が崩れ落ちるのと同時に、側にいたミレイユも倒れるのが見えた。
「おトモダチってね、いっぱいいたほうが楽しいでしょ」
アイは相変わらず、にこにこと笑いながら入口付近にいた。その周りを死者達が取り囲んで立っている。
「みんなもおトモダチ、いっぱい欲しいんだって」
掌に小さな黒い炎を宿らせながら、アイは続けて言った。
「でもその前にみんなが、新しいおトモダチとまた遊びたいんだって。アイも遊びたいの。だからおトモダチになる前に、遊びましょ♪」
アイの炎が突然消える。
と、タスクの身体がピクリと揺れた。
胸の傷から血が噴き出し、内蔵が飛び散る。悲鳴さえも上げる間がなかった。
見ていたトヲルはまた戻しそうになり、大量の生唾を飲み込みながら口を押さえる。
それは見えない何者かの掌により、柔らかい空のプラスチック容器が、徐々に握りつぶされていくような感じにも似ていた。
人間というものは斯くも簡単に壊れるものなのか、とトヲルは呆然と目の前の光景を眺めながら思う。
抜け殻になってしまった肉塊が崩れ落ちるのと同時に、側にいたミレイユも倒れるのが見えた。
「おトモダチってね、いっぱいいたほうが楽しいでしょ」
アイは相変わらず、にこにこと笑いながら入口付近にいた。その周りを死者達が取り囲んで立っている。
「みんなもおトモダチ、いっぱい欲しいんだって」
掌に小さな黒い炎を宿らせながら、アイは続けて言った。
「でもその前にみんなが、新しいおトモダチとまた遊びたいんだって。アイも遊びたいの。だからおトモダチになる前に、遊びましょ♪」
アイの炎が突然消える。
と、タスクの身体がピクリと揺れた。