タイムカプセル
「はい!」


私は、嬉しくて、涙が出た。


「そこのラブラブカップルさん。ラブラブするのはいいけど、キスしたりするのは禁止よ」


「わかってるよー」


やっぱり、愛し合ってるんだし、手をつないで話をするだけじゃ、嫌。


でも、だからと言って、手をつなぐ以上のことをすれば、死んでしまうかもしれない。


そう思うと、やっぱり、辛い。多分、優人も辛いと思う。


「優喜、ご免ね。白血病なんかになっちゃって…」


「バーカ!何お前が誤ってんだよ。オレは、紗弥といれるだけで嬉しいからそれでいいの」


私は、優喜に向かってニコッと笑った。


「オレ、その紗弥の笑顔に惚れた。嬉しそうに笑う、紗弥の笑顔がスキだった」
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