恋 時 計 ~彼はおまわりさん~


こんなふうに朝を迎えるようになるなんて、ついこの間までの私じゃ考えられなかった。


何もかもがどうでもいいっていうか、

なんとかなるだろうって考えで生きていた私。


だから、毎日当たり前のようにダラダラとした生活の中で、学校には行きたい時だけ行くって感じだった。



だけど、


変わったんだ。



変わるんだ。





あの日


あの時


あの瞬間






私は恋をしたから……。








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