月の果て
「さぁ…って、自分の事なのに分かんないの?」
ミルーラは、呆れたようにフランクを見た。
フランクは、ミルーラに視線を這わせると
「案外、人の事より自分の事の方が分からないのかもよ?」
と笑った。
────…どういう意味?
「……フランクの言ってる事は、分かりずらい」
ミルーラは、むすっとして言った。
「それは、ミルーラがガキだから」
フランクは、意地悪そうに笑った。
「だから!ガキじゃないって…!!」
ミルーラは、むきになって怒った。