月の果て


「さぁ…って、自分の事なのに分かんないの?」


ミルーラは、呆れたようにフランクを見た。





フランクは、ミルーラに視線を這わせると



「案外、人の事より自分の事の方が分からないのかもよ?」


と笑った。




────…どういう意味?



「……フランクの言ってる事は、分かりずらい」

ミルーラは、むすっとして言った。





「それは、ミルーラがガキだから」


フランクは、意地悪そうに笑った。




「だから!ガキじゃないって…!!」


ミルーラは、むきになって怒った。
< 380 / 482 >

この作品をシェア

pagetop