キミに恋をしてはイケない


「恭平…お母さんもお父さんも お仕事だから 今日も お留守番できる?」



「大丈夫だよ!!」



俺は とびっきりの笑顔を見せた



「そう…お昼ご飯 冷蔵庫に入ってるからね…」


「分かったて!!お母さん 仕事に遅れてしまうよ!!」



母さんは 名残惜しいそうに
玄関の扉を閉めた…



―パタン


静まり返った 家のなか…



天気が悪いせいか 部屋の廊下は暗い


俺は 自分の部屋に 戻り
ベッドに 倒れた




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