女っポイ俺の恋っポイ!【長編】


『おぃ神崎ちょっと来いや』


頭上から声がする
俺はイスに座ったまま顔だけ上に向けた


『ぁ…?』


いたのは峰岸
多分立川とられたのが悔しいからなのか俺に振られたことを八つ当たりしたいのかどれかだろ


『いいから来い』


そう言って峰岸は教室の外に出る

ついて来いっていうことね。はいはい……


『神崎君…』


俺が席を立って立川の横を通り過ぎたときに立川が俺の名前を呼んだ

ん?


って振り返ったらちょっと困惑してなにか言いたげな顔してる


きっと自分のせいかもとか思ってんだろぉな

そういうとこがいいんだけどな


『大丈夫大丈夫』


俺はブイとピースして
それだけ言って峰岸の後を追う


『どこまで行くんだよ』

そう後ろからついていきながら聞く俺に峰岸は振りピクリともふり向かない


『……』


はぁ~…
無視かよ…

ったくまじでどこまで行くんだ?


峰岸は無言のまま屋上につながる階段を上ってった


なるほどね屋上に行くんか…


俺は黙って峰岸についていく

扉をあけて峰岸が中にはいる閉じかかった扉を手で抑えて俺も中に入った


峰岸は俺に背を向けながら少し前に進んでぴたっと止まった






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