バレットフィンク
「そう考えると結局のところ、俺と言う人間はカオル以上の傲慢な男だったのだ…」



こうして後半戦は己を分析、比較する事により、己を知る事に徹底する事態へと突入する。


この後半戦を戦い切った事によって、彼の中で着実に自己変革を遂げようと言う、ポジティブな方向へ事態は進行した。



「俺はすぐに人を抑圧しようとする傾向がある…」



「これでは利益の追求しか念頭に無い、強欲で欺瞞に満ちた経営者と一緒だ。そんな人間に嫌気が指すのは当然じゃないか!」



「俺にも悪い部分があったんだ。言われて当然の事をしていたのだから」



「寧ろ、あいつ等は我慢してくれていた方なのかも知れない…」



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