バレットフィンク
コウスケはレンタル兼本屋の店員だが、本屋のレジがメインだと話していた。


リョウタは新聞配達で、尚且つ朝刊のみを配達していた。夕刊までやってしまうと、ほとんどの仕事を半ば強制的にやらされるのが嫌らしい。


あくまでも本人が言っている事なので、信憑性には若干欠けるが…。


そしてタケシは、コンビニでバイトをしていた。主に深夜勤務メインで。


その為、昼夜逆転の生活が続いているのが現状であった。深夜の勤務は時給千円以上稼げるので、タケシは迷う事なく深夜のシフトをメインにして貰ったのである。

たとえ昼であろうが、夜であろうが、身体が疲れてさえいれば、ほとんど寝る事が出来る体質なので、今は比較的慣れて来てはいた。


このバイトを始めてから、もうすぐ一年が経とうとしていた。


両親は一日でも早く正社員として働いて欲しいと思ってはいるが、タケシが断固拒否を決めているのだ。


タケシの夢を両親は勿論知ってはいるものの、特に父親はただの夢物語に過ぎないとしか思っていないのが現状であった…。



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