バレットフィンク
準備が完了すると、まずは軽くウォーミングアップを各自して行く。


「それじゃ、行くぞ!ゴラァァァッ!」


リョウタの掛け声と共に、いよいよ演奏が幕を切った!


タケシはリョウタの歌声、リクの軽快なドラミング、トモヤの安定したベースラインに感動と興奮を同時に味わい、全身で堪能しながら演奏を楽しんでいる。


コウスケは何とかついて行くのが精一杯ではあったものの、演奏は間断なく続いて行く。

今までいたバンドでは全く感じる事の無かった音楽に対する、ほとばしる程の熱情がここには確実に存在していた!


今日のスタジオ貸し切り時間は3時間である。彼等はこの3時間を無駄にする事なく演奏に勤しんだ。


タケシは心底から演奏を楽しみ続けていた。時間が経つにつれてコウスケは徐々にだが、リズムを掴んでプレイ出来る様になって来ている。


こうして今日の練習は終了する事となった…。



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