―ホストな恋―
初デート!?
走って来たのかな?
…息が少し荒い…。

昨日のスーツ姿とは
全然違った。

シワ加工がしてある濃いめのストレートジーンズに白のロンティー。

ブランド物のネックレスと
シルバーのごつめのブレスと時計。

…やばい…
…ツボだなぁ~…。

「どぉしたん?」

気が付くと
すぐ近くにオーナーの顔があって慌てた。

「…いッ…いえッ」

見とれてたの
バレてないかなぁ…

なんて考えながら
真っ赤になった顔をそらした。



< 41 / 205 >

この作品をシェア

pagetop