―ホストな恋―
「ご飯食べた?」

「…あ…軽く…」

「んじゃぁ…ドライブでもしよっか?」

「…ドライブ…?」

「うん。
車あっちにとめてるから…
ちょっと歩くけどいいかな?」

コクンと頷いた。

オーナーの後に付いて
歩き出す。

なんかちょっと拍子抜け。

"ホストクラブのオーナー"を
意識しすぎたかな…?

…ただ…
あたしは何で誘われたかわからない…。

"客"…?
…やんな…?

だけど…
"もしかしたら"
…なんて期待を持った自分も居る…。

あたし…騙されるのかな…?

そんな事…する様な人には見えへんけどなぁ~…



< 42 / 205 >

この作品をシェア

pagetop