冬と恋と君と【短】


そんな会話をしていると、教室の入り口からかわいい声がした。


「けんた~?」と呼ぶその人は、健太の姿を見つけると嬉しそうに駆け寄って行った。




会話は、よく聞こえない。

だけど、あたしは食い入るように2人を見ていた。




背のちっちゃくてほんわかしたその子と健太が並ぶとすごくお似合い。





それに比べてあたしは…
身長163cmもあるし、健太と並んでもちょっとしか目線変わりりませんが?


そんなことを考えていると、なんだかすごく悲しくなってきた。






そんなあたしに

さらなる一言が…



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