独眼狼ーワンアイウルフー
しかし、ルイが恐る恐る立ち上がった事により、沈黙が途絶えた。
「私…、私もレクスさんに協力したい…です」
「…ルイ」
レクスが名前を呟くと、ルイが照れたように微笑んだ。
あ゛ーっ!!と叫びながら、ケビィンがイスを倒すような勢いで立ち上がった。
「俺だって手伝ってやる!!他でもねぇ…仲間の頼みだしなぁっ!!」
「ケビィンさん…」
「あ、あの…っ」
ゆっくりと手を上げて、イルムが口を開く。
「僕も…レクスさんを手伝います。皆さんみたいに、直接手伝える訳じゃないですけど……それでも、僕に出来る事があるなら手伝います!!」
「イル―…」
「ちょっと良いかな」
レクスが口を開きかけた時、霧兎がそれを遮った。