独眼狼ーワンアイウルフー
ルイは、まだ言葉を続ける。
『わたし、皆さんに嘘ついて…騙しているのに、どうして…?』
微かだが、ルイの声が…震えていた。
そんなルイを落ち着かせる様に、タスクはゆっくりと呟いた。
『仲間、だからだろ?』
『なか、ま…?』
ルイがタスクの言葉を繰り返す。
タスクは頷いた。
『そう、仲間だ。仲間だからこそ…ルイの嘘もひっくるめて受け止めんだよ』
『っ、う……っ』
ベアの通信機からは…ルイの嗚咽が、小さく漏れていた。
だーっ!!と意味不明な叫びを上げ、タスクがルイに声をかける。
『泣くなよーっルイ。女の子泣かせるとか、男として最低な事なんだぞ…』
『ご、ごめんなさい……っ』
ルイは目から溢れ出す涙を乱暴に拭い、謝った。